肩書よりも、自分の能力を磨くほうが大切だ

今回はキャリアという観点で「結構みんな肩書に縛られているよね~」というお話

 

いやはや、僕自体も一時期肩書を求めて彷徨っていたので偉そうに話せるわけではないのだけど、だからこそ少し書いてみようと思う。VCにいると代表取締役という肩書に死ぬほど会うのでそんなに気にしないんだけどコンサルの時はそれこそ肩書に振り回されていた感じがするんでね。

 

肩書が闊歩している世の中

新卒で入った人たちは最初は一番下の役職なのでそんなに気にしないかもしれないのだが、世の中は結構色んな役職に溢れている

 

・社長
・専務/常務
・本部長/部長
・課長/担当課長/課長補佐
・係長/補佐/主任

 

日系企業ならこんなところだろうか。まあそれだけならともかく外資系にいくと

 

営業のことを「アカウントマネージャー」
主任のことを「シニア」
課長レベルのことを「バイスプレジデント」

 

もう色々肩書がありすぎて覚えるだけでもつらい。まあ、そのうち「ああ、こんなところの役職なのね」とわかりはじめるから新卒の人はビビらなくていいんだけど。

 

でも、そこ社会人って少しずつ縛られ始めるんですよ。いやマジで。

 

肩書に縛られ始め、競争をしてしまう社会人

少し、自分の過去語りを。

 

コンサルのとき、僕は第二新卒として本当の新卒の子と同じ役職で入った。
同期はそれなりの人数がいたので全員横並び。仲も良かったし肩書なんて気にせず仕事をしていたんだよね。

 

あの頃は本当に楽しかった。助け合いながら、深夜5時まで働いていても、「頑張ろうぜ!」ってLINEして支えあって。同期内の集まりも何度もあって(今でもあるけど)、社会人て大変だけど楽しいなあって思ってた。

 

でも、1~2年経ったタイミングから人によって昇格の差が出始めた。とある人は一つ上の役職に、でもある人はみんなが昇格するタイミングでも据え置きになったり。

 

肩書が変わると立場も変わる。一つ先に昇格した人は、同期を部下として使い始める立場になった。同じプロジェクトに入ることは稀だけど、それでも一緒になってしまったときは、上下関係がしっかり出てくるようになった。

 

「○○ちゃん、△△さんの下なんだって?大変じゃない?」
「もうね、何言ってるのか不明。でも役職上だから一応従っとかないと…」

 

なんて会話がされたりね。

 

そこからは同期全員が一つ上の肩書を求めて競争が始まった。いや、仲のイイ人は別なんだけど、

 

「○○はXXマネージャに可愛がってもらってるらしいよ」
「△△がパートナーとよく飲みに行ってアピールしてるらしい」
「■■が入ってるプロジェクトで一人者になって評価高いらしいよ」

 

みたいな感じでみんな評価を、ひいてはその先にある肩書を求め始めるようになった。初めの幸せな時代はどこへやら。いまや同期はたまに会う程度でかなりバラバラになってしまったんだよね。

 

「前例を見ないほど仲の良い世代」と言われていたのに、どうしてこうなったのか…

 

肩書になんて縛られず、適度な競争の中で仲良く仕事できればよかったのにね。こんな風に社会人って「肩書に縛られ始め、競争をしてしまう」ようにできているみたいだ。

 

肩書は能力をそのまま表現するものではない

僕はまあ同期の中でもほどほど(可もなく不可もなく)みたいな感じだったんだけど、肩書があがったメンバーともかなり仲良くやってた。少しの焦りはありつつも、気にしてもしゃーなしと思ってたからね。仕事上も立場考えてうまくやっていたと思うし、そんなに喧嘩することもなかった。

 

で、その時に思ったのよ。「肩書相手のほうが高いけど、なんかズバ抜けて能力高いわけじゃないな」ってね。(もちろんおかしいほど能力が高い人もいたんだけども。)

 

基本的なスキルは変わらない、むしろ自分のほうが高かったりするところもあった。
ロジカルもイシューもそんなに変わらない。

 

じゃ、何が違うのか。それは

 

・各コミュニティの中での信用度(上長、クライアント含む)
・とある部分に特化したところの知識・経験

 

が偏っていて、そこを評価されていたということだった。

 

ITが得意な子はIT系プロジェクトばかりやっていて、海外経験が強いやつは海外プロジェクトばかりやっていた。その中で特定のお客さんの信頼を得て、特定のプロジェクトをガンガンやって、専門を絞った知識/経験を積んでいた。

 

もちろんそれは仕事を行う上では必要な部分だし、仕事をとってくるという観点では必要なことだったと思う。でも、それだけ。「肩書は能力をそのまま表現していないんだ」ということを学ばされた一つの事例だったね。

 

また、外に出てみれば今の仕事の管理職と同じような仕事をしている新卒1年目(戦略コンサル)がいたり、かといって僕よりも仕事のできない事業会社の管理職なんかもいたりして、これはほぼ確信に変わっていったんだよね。

 

 

肩書よりも、自分の能力を磨くことに専念しよう

社会人をやっているとどうしても肩書を求めるように周りがハッパをかけてくる。

 

「そろそろ主任にならないとな。今年こそ頑張り時だぞ」
「もう課長になっても良いタイミングだろう。管理職経験積まないとな」

 

なんて感じでね。

 

いや、もう無視しようと思っても無理。耳塞いでても情報入ってくるから。Webサイトでも、チャットでも、それこそLINEでも情報が入ってくる。だから無視するのなんて出来っこないんだよ。

 

でも、本質はそこじゃない。本質は

 

・自分の能力を磨いて、自分一人でも仕事が出来るようになる
・能力をもちいて、チームを率いたりして顧客に成果をあげられるようになる

 

ことのほうが肩書なんかよりずっとずっと大事。

 

とはいうものの、肩書も大事。それでしか企業の人というのは判断できないから。ただ、能力>肩書ということだけ。ただそれだけなんだけど、結構大事な視点でもある。

 

新卒も、キャリアに悩む社会人も、ここをはき違えないでほしい。

 

今回はそんなお話でした。

 

クラフトマン

 

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